俺様彼氏はShy Boy?
ウワサで聞いた海斗のこと。
きっと、泣かされる。
きっと、裏切られる。
誰にだってそうやって甘い言葉を囁いてるのかもしれない。
本気にしたら、きっと傷つく。
でも…――
今、この手を取らなかったら。
きっと、あたしは後悔する。
『あたしも…――』
海斗が欲しい。
あたしを抱きしめていた腕が少し緩んたことで。
あたしの身体はゆっくりと海斗に向かい合いことができた。
『好き…』
そう言って今度はあたしの方から抱きつくと。
一瞬ビクッとした海斗だったけれど。
抱きしめ返してくれるその顔は。
いつもの自信たっぷりで意地悪で。
かっこよすぎるほどの笑顔だった。