俺様彼氏はShy Boy?


「そっか…」


俺だけじゃなかった。

そう呟くと、わざとあたしの耳元に唇を寄せて。


「なあ、比奈…」

「…んっ」

「好きだよ」


わざと甘ったるい声で、甘い言葉を囁いてくれる。

耳を甘噛みされて、ピクリと反応を示すあたしが面白かったのか。

耳ばかりを攻めて、あたしの反応を見て楽しんでる。


それが悔しくて、あたしも負けじと海斗の首筋に吸い付いて。

赤い痣を付けてあげる。

あたしの、ってしるし。


「ばっ、何そんなところに」


慌ててあたしから離れた海斗は、真っ赤の顔して首筋を押さえてて。

それを見て、クスクス笑うあたしにニヤリと嫌な笑みをこぼした。


「海斗…?」

「もう、そんな余裕な顔させねえよ」


急に顔つきが変わって。

そのカッコイイ顔から色気をふんだんに撒き散らす。


「もう、吹っ切れた。くだくだ考えないで、比奈を抱く」


ニヤリ笑った顔を近づけて、唇が触れそうな距離で見つめ合う。


「余裕ねぇくらい、おまえの中…俺でいっぱいにしたい」


馬鹿だなあ…

もう、余裕ないくらい、海斗に溺れてるよ。


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