俺様彼氏はShy Boy?
「何だよ、甘えて」
意地悪な顔して、意地悪な言い方。
でも、肩に回っていた腕を少し上げて、頭を優しく撫でてくれる。
ねぇ、海斗。
あたしのこと好き?
恋をしてキラキラ輝く未来を見て、羨ましかったの。
好きな人を思って頬を染めるその姿がとても可愛かったの。
あたしもそういうふうに見えたりするのかな?
海斗には、あたしはどういうふうに映っているの?
たまに、真っ黒な何かに襲われる。
その中に埋もれて自分が見えなくなる。
ねぇ、海斗。
海斗の瞳には。
あたしはどんなふうに見えているのかな…――
「じゃあ、俺んち来れば」
頭を撫でてた手が肩に戻り、少しだけ力が入ったのがわかった。
あたしたちの距離はさらに縮まる。
お互いに触れ合っているところが熱を持って。
このまま、あたしの不安も一緒に解けてなくなってしまえばいいのに。