誠の誓い
翌日





幹部会議



「おい平助!なんで、1人で来るんだよ!
縁と同行だろ!?」


「面倒くさいことになってるんだ」


「いいから!連れて来いよ!」





しぶしぶと出て行き



しばらくすると



廊下から


「真っ直ぐ歩け!!起きろって!!」

「デカイ声出すなよぉ」

「イテッ!!殴るなよ!!」

「煩い~」


二日酔いで、部屋に入ってからも

藤堂の腰にしがみついたまま

うーうーと、うなる



「おい!シャキッとしろよー!!」

「黙れ 静かにしろぉ うぅ」




まるで兄弟喧嘩な2人に呆れる



「普段から、酒飲んでても
二日酔いすんだな……」


「気持ち悪い~お兄ちゃ~ん」


「部屋に連れてけ」


「ええ!!連れて来いって言うから
連れて来たのに!!」


「ううぅ声が頭に響くぅ~」


「ったく!よいせっと!斎藤開けて!」


縁を抱えて出て行く




「可哀想に…」




伊東が呟く


「ん?」


土方が聞き返すと、にっこり笑い


「二日酔いですよ」



誤魔化されたことは、わかったが


聞き返さなかった







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