僕の同居人は君だけ。
『遅くなってごめんねー!』
聞き覚えのない声に
首を傾げる。
誰だ?
キミは笑顔で家に招いてるけど
それは誰なんだ?
でもキミは笑ってるから
悪い人じゃないのかな。
僕には、関係ないけどね。
つんつん、と僕の背中を
つつく感覚がする。
なんだよ、と思い振り向くと
そこにはキミの知り合いがいる。
『かわいー!こっち向いたー!』
だってつんつんってしたじゃんか。
呼んだのはそっちだろう。