mariage~酒と肴、それから恋~《4》
「ゴメンゴメン」謝りながらも嬉しそうに笑って、
「こうでもしなきゃ、こうならなかったから」
と聡は言うと、繋いだ手に力を込めた。
「そうだ、玲ちゃんプリン食べる?」
「食べる。持ってきて。わたしはお酒入れ直すから」
「了解」
いそいそと冷蔵庫からプリンを二つ取り出す聡。
そしてまた、わたしは二つのグラスに氷を詰めて、トクトクと焼酎注いで、水を足す。
一口味見。
うん、良い。いつも通り。
口の中で、ふわぁ~と何層にも広がっていく風味。
美味~い。
後切れの中にほのかに香り立つ心地よい余韻。
目を閉じて、少しの間、噛み締める。
いつも通り。
でも少しだけ変わった。
ダラダラと続いていくだろう平和な日常が、よりいっそう愛おしいものになる。
。∞。‥°‥。☆。‥°‥。∞。‥°‥。☆。‥°‥。∞。
end
「こうでもしなきゃ、こうならなかったから」
と聡は言うと、繋いだ手に力を込めた。
「そうだ、玲ちゃんプリン食べる?」
「食べる。持ってきて。わたしはお酒入れ直すから」
「了解」
いそいそと冷蔵庫からプリンを二つ取り出す聡。
そしてまた、わたしは二つのグラスに氷を詰めて、トクトクと焼酎注いで、水を足す。
一口味見。
うん、良い。いつも通り。
口の中で、ふわぁ~と何層にも広がっていく風味。
美味~い。
後切れの中にほのかに香り立つ心地よい余韻。
目を閉じて、少しの間、噛み締める。
いつも通り。
でも少しだけ変わった。
ダラダラと続いていくだろう平和な日常が、よりいっそう愛おしいものになる。
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