7日間の夢世界
「あの…大丈夫?」



私がずっと座りこんでいるせいか、助けてくれた男の子が話しかけてくれた。



私は顔を上げて、うんと頷いた。



「よかった…会う前から怖がられちゃったかな…?」



…え。



もしかして水原奏多くん…?


「…み…みみ…ず…はら…く…ん…?」


「そうだよ。最初から驚かせちゃってごめんね。」




水原くんはちょっと困った顔をして私に話してきた。



あの時、もし水原くんがいなかったら…そう考えると水原くんが来てくれてほんとによかった。



「…あ…ああ…ありが…と…」




「ぜんぜんいいよ。あんな事くらいしかできないけど。」



…気を使ってくれてるのかな?



「あ、佐伯さんを待たしちゃってるね。行こっか。立てる?」




そう言うと水原くんは、わたしに手を差しのべてきた。



「…あ…あありが…と…」



そう言って私は水原くんの手に手を添えた。


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