7日間の夢世界
コンコン


「宮本さーん、入りますよー。」


ガラガラ


「はい、これお昼ご飯ね。」

そう言ってお昼ご飯ののったトレイを机の上に置く佐伯さん。


「さっき言っていたこと、考えてくれたかしら?」


考えたけど答えは出ていない。


「…か…かか…んがえ…た」


こう言うしかなかった。




「どうしたい?」




「…」




どうしたいかなんてまだわからない。




「じゃあー、1回直接あってみよっか!」



…!?


いきなり会うの!?


何も言えない私はただ頷くだけだった。



「じゃあ、3時に外の広場に来れる??」



私はまた頷いた。
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