7日間の夢世界
3時はあっという間に来てしまった。


心の準備が全く出来ていない。



深呼吸をして病室から出る。



急用があるとき以外は病室から出ないから、久しぶりに病室から出ると、ちょっと不思議な気持ちになる。


なぜかこの場所は私の一番落ち着く場所。




虐待されて、目の前は闇で、こんな世界から自分を救ってくれる人などいない。



自分なんていなかったらよかったのに。



そんなふうに思うことなんてしょっちゅうで。




この世の中に自分を必要としてくれる人などいるのだろうか。



どこまでもネガティブな自分が嫌だった。



私を真っ暗な闇から救ってくれたこの病院。



今となれば私の居場所になっていた。



そんなことを考えながら広場に向かう。



今日はいつもより騒がしい。


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