愛言葉ー溺愛ー
「ちっ、これだから馬鹿は。だから、華宮なんて、お前と奴らに鈴懸家の一人だって気付かれないため。それぐらいわかれよ⋯頭の中、なにはいってんの?家畜のくせに、面倒な奴。それに⋯教えられてるでしょ?」
最後の方はめんどくさいような呆れているような口調だった。
(鈴懸の名は知られたくなかったの?それに教えられてるって⋯?)
「なん⋯」
「そこまでっ!祐、なんで言っちゃうの!?それに家畜って呼ばない!」
なんのこと?と聞こうとした時、ゼーゼーと息を切らした彩芭が止めるように勢いよく会話に割って入ってきた。
「彩芭くんっ!?」
急に来たのでびっくりする。祐も同じなのか目を見開いていたがすぐに元に戻った。
「言いたかったから言ったの。じゃ、僕はもう戻るから。」