シンデレラは恋に臆病
それが真優の長所であり、厄介なところでもある。

素直に受けとればいいのにな。

女ってキラキラしたものが好きなはずなのに……。

どうやら真優には俺の常識が通用しないらしい。

でも、俺はそう簡単に諦めた訳ではない。

明日は休みだし、彼女を銀座に連れて行って指輪を買いに行こう。

それが終わったら俺の実家に連れていくか。

親に紹介するのも断られたが、いずれ結婚するんだ。

早い方がいい。

俺はスマホを取り出し実家に電話をかける。

「母さん?涼介だけど、明日の夜、俺の彼女を連れてくから、親父にも伝えといて」

『あら、そうなの?じゃあ、楽しみに待ってるわ』

「ああ、頼んだよ」
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