シンデレラは恋に臆病
この表情……可愛すぎ。

おまけに風呂上がりで……そそる。

「うん。まあまあかな。“さん”が取れるともっといいけど。でも、そんな顔してると襲われるよ、俺に」

真優に触れたくなってチュッと軽くキスをすると、彼女は急に後ずさって壁にへばりついた。

「それはちょっと……」

真優は顔を引きつらせ言葉を濁す。

そんな彼女の様子を見て俺は苦笑した。

「なんだか今日は拒否られてばっかりだね」

「あの……襲われるのが嫌って訳じゃないんですけど……その……」

真優が俺から視線を逸らして言い訳する。

『襲われるのが嫌って訳じゃないって』……ホント可愛いこと言ってくれる。
< 74 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop