ズボラ女が恋する瞬間
入浴を済ませ戻ると、テーブルの上につまみたちが用意されていた。

少し手が加えられたものもあり、見るからに美味しそうだ。


「料理できるんですね」

「1人暮らしだから、それなりに。それより、お前2人の時くらい敬語止めろよ」


止めろと言われても、癖というものは中々抜けない。


「嫌ですか?」

「距離感じる」

「なるべく気を付け、る」


クスッと、三浦は笑みを浮かべる。

そして、 お疲れ。と、缶ビールを交える。


「美味しい」


三浦が用意したつまみの旨さに、自然と言葉が溢れる。


「お前、休みの日はインドア?アウトドア?」

「もっぱら、インドアですね」


休みぐらい、家に居たい。

何もせず、ダラダラ過ごしたい。

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