ズボラ女が恋する瞬間
「独身の干物女だな」

「独身は間違ってませんが、干物ではないです!」


まだ、カラカラに乾いてわいないはず。


「そうかよ。まぁ、俺としてはデートだからって、ショッピングだの、ドライブだのと期待されるよりはマシだが」


・・・デート?


「デートって何ですか?」

「一応付き合ったんだから、一緒に居たらデートだろ」


付き合ったんだっけ、あたしたち?

好きとは言われたが、付き合うとかは言われてない。


「付き合ってるんですか?三浦さんとあたし」

「お前が、俺を好きだからな」


間違ってはいないが、どんだけ自信家なんだよ。


「そのくだり、もういいです」

「ネタみたいな言い方すんなよ」


ネタと言うか、タチの悪い嫌味に聞こえる。

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