小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
シュンの子供。
もうこの世にはいない、シュンの…。
シュンの遺した子供…。
命…。
なんとも言い表せない温かくてどこかひんやりとした感情が溢れ流れ出す。
鳥肌がたった。
感動とも興奮ともなにか違う感情…。
シュンが…
シュンの命が…
ナナコの中で生き続けている―――…!!
「マジ…で!?」
俺は感無量になり聞き返す。
「マジでマジでマジで!?」
「うん!ねぇ、私産みたいの!産むつもり!いいんだよね?いいよね?」
俺の様子をうかがうようにのぞきこむナナコ。
俺は迷うことなく言った。
「当たり前だろ!?いいに決まってんじゃん!」
嬉しかった。
ただ心底嬉しかった。
またシュンに会えるような、そんな気がした。
「そっかぁ…シュンの子かぁっ!!」
興奮さめやらず呟く。
「でも少し不安…。ねぇハルトくんパパがわり、してくれるよね?」
「おぅ!まかせとけ!キャッチボールでもサッカーでも俺が相手してやる!」
「ホント!?嬉しい!良かった!!」
―――俺はわかっていなかった…。
もうこの世にはいない、シュンの…。
シュンの遺した子供…。
命…。
なんとも言い表せない温かくてどこかひんやりとした感情が溢れ流れ出す。
鳥肌がたった。
感動とも興奮ともなにか違う感情…。
シュンが…
シュンの命が…
ナナコの中で生き続けている―――…!!
「マジ…で!?」
俺は感無量になり聞き返す。
「マジでマジでマジで!?」
「うん!ねぇ、私産みたいの!産むつもり!いいんだよね?いいよね?」
俺の様子をうかがうようにのぞきこむナナコ。
俺は迷うことなく言った。
「当たり前だろ!?いいに決まってんじゃん!」
嬉しかった。
ただ心底嬉しかった。
またシュンに会えるような、そんな気がした。
「そっかぁ…シュンの子かぁっ!!」
興奮さめやらず呟く。
「でも少し不安…。ねぇハルトくんパパがわり、してくれるよね?」
「おぅ!まかせとけ!キャッチボールでもサッカーでも俺が相手してやる!」
「ホント!?嬉しい!良かった!!」
―――俺はわかっていなかった…。