小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
そのとき…



♪〜♪〜♪♪♪ 



バッグの中でケータイが鳴りだした。



「‥‥。」



1度はシカトしようと思ったけれど結局カッターナイフをテーブルに置くとバッグを開けた。



「…ダレ?」



登録しているアドレスからのメールじゃなかった。
登録していればサブ画面に名前が出るはずだから。



私は不思議に思いながらメールを開く。



「‥‥え‥‥?」




そこには‥‥





【死んだらダメだよ】





たった一言の文章が暗い部屋に光っていた。












< 8 / 416 >

この作品をシェア

pagetop