さよならなんて。




『浴衣着るよね!?
家行くから着付けして~泣』


ピコンと鳴った携帯には
そんな羅列が並んでいた。

着付けだけは得意で毎年
誰かしらに頼まれる。

『早く来なさいよー?』


一言返信して今日のお祭りに
思いを馳せていた。


あと少しだけ寝ようかな……。

七時を指す時計を見て
またベッドへと戻った。



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