管理人は今日も憂鬱(イケメン上司と幽霊住人の皆さん)
次の日曜。
月末で、家賃の支払日だったのでハイツに行った絢。
気候もよく、穏やかな陽射しが降り注いでいた。
ついでに各部屋を見て掃除をしようと、午前中に来た。
改めて裏から見ると、蒼真の部屋と南科の部屋以外、白いカーテンが閉まっていた。
誰も住んでいないのだから、当然といえば当然か。
不思議な感じがした。
真理亜に言われて気付いたけれど、確かに蒼真と普通に話しているのは自分くらいかも知れないと。
その蒼真と、彼氏が同じハイツにいる。
「……彼氏、か」
生娘のように恥ずかしくなる。
蒼真の部屋の呼び鈴を押してみた。
「はい」
女性の声がした。
「えっ!?」