冷徹社長が溺愛キス!?

「やっぱ旨いなぁ」


どうやら、私のお弁当よりもメロンパンのほうが社長の口には合っているみたいだ。
でも、それも頷けてしまう美味しさだった。


「メロンパン、お好きなんですか?」

「ここのやつは特別だ」


どこか行きつけのパン屋さんがあるらしい。

社長は右手におにぎり、左手に二個目のメロンパンを持って、交互に食べていた。
なんだか食べ盛りの子供みたい。
つい笑うと、社長はおにぎりにかぶりついたまま私をギロリと睨んだ。


「……ふぁんら」


社長の口から言葉が漏れる。


「ふぁ、ふぁんら……?」


それが何か分からなくて聞き返すと、社長は眉間にしわを寄せて、口に入ったおにぎりを一気に飲み込んだ。


「なんだと聞いたんだ」

「……といいますと?」

「さっき俺を見て笑っただろ」

「あ……」

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