オレ、教師。キミ、生徒。
「あ、あと、初めて話した時、銀色の紙に包まれたチョコレート、くれただろ?あれも手作りだったんじゃねぇ?覚えてるか?」

なんだか懐かしいな。

3年前の事だけど、昨日の事の様に思い出される。

「…………」

しかし、舘野は目を大きく見開いたまま、何も喋らない。

驚いている様な、そんな感じ。

「……あれ?違った、か……?」

「……いえ。違くないです。アレも……私の手作りです」

「あ、だよな……」

良かった。
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