本当の遠距離恋愛 1

 遠藤は18時に迎えにきた。

 タクシーでここまできたらしい。

 いつもの居酒屋へ行き、2軒目はバーに行った。

 遠藤はウイスキーのロックを頼んだ。
 愛美は、コスモポリタンという名のカクテルを。

 暗い照明に遠藤の横顔が渋くうつる。

 バーというところは男性、女性共々、キレイにみせてくれる。

 遠藤の目にも紗希は美しくうつっている。

 「今日ね、熱があったから近くの病院へ行ってきたの」

 「大丈夫なの?」

 心配そうな顔で遠藤は紗希の顔を覗きこむ。

 「風邪だって」

 「まだ熱あるんじゃないの?」

 と急に遠藤は自分のおでこを紗希のおでこにくっつけた。

 「大丈夫だ」

 さりげなくこうゆうことをやりのける。

 よくテレビドラマや映画ではみるが、紗希はその時は、
  「そんな、手でやればいいのに!」と思っていたが、

 実際に体験すると・・・


   いいもんだ!


 
 
 そして2人はバーを後にし、ホテルへ向かった。
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