先生の彼女です。2nd
「んぎゃぁぁあ」




彩花の泣き声が聞こえて目を開けた



「うそ…」



少しだけ目をつぶったはずだったのに、時計はもう午後2時をさしていた





はさみっぱなしだった体温計は足の上に落ちていて見ると38.4℃の画面






さっきより辛いってことはもっとあるってことだよね…






ちゃんとしなきゃ…



フラフラな足取りで冷蔵庫から冷えピタを取り出しておでこと首に貼った




それから彩花の離乳食も温め直して食べさせた





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