夏の虚無感

翔大先輩の自転車に
乗せてもらうのドキドキした。

ダイエットしとけば
なんて思ったり。

ちゃんとつかまっててと
翔大先輩が言ったので
遠慮無く抱きつくように
つかまっていた。

男の人の匂いがして
クラクラした。

休むことなく翔大先輩は
自転車をこぎ続けた。

そして、お互いの地元の
中間地点にある公園で
止まった。

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