恋愛結婚させてください!
着替えた私は足早に道をいそぐ。
とりあえず、
とりあえず、ミノルに会いに行こう。
先輩と飲み会って言ってたけど、少しは抱きしめて、落ち着かせて欲しい。

許婚?
いつの時代よ。

聞いてないし!

と悪態をつきながら、ミノルのマンションに向かう。
最寄駅から電話を入れるが、電話に出ない。
とりあえず、行ってみよう。
いなかったら、駅に戻って、しばらく待とう。
そう決めて、
チャイムを鳴らすと、
ガチャンとドアが開いて、ミノルが出てきた。
私は嬉しくなって、
「ミノル!」と言って抱きつく。
ミノルの驚いた顔。
「ムギ。」と肩を抱く。そして、
「おまえ、タイミング悪すぎ。」と私の後ろを見る。

私が振り向くと、ヒラヒラのワンピースのオンナが私の後ろに立っていた。
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