MIRACLE 雨の日の陽だまり~副社長との運命の再会~
「なに? 俺が副社長じゃなくなって残念?」
「いえ。そうじゃありません。ただ、大丈夫なのかなって心配になっただけです!」
私は別に、日下さんがサンシャインの副社長だから惹かれたわけではない。
御曹司だとか金持ちそうだとか、たしかに萌奈ちゃんと話していたことはあったけれど、それは関係ない。
そこだけは誤解しないでもらいたい。
「はは。君ならそう言うと思った。怒るなよ」
私の心配やモヤモヤをよそに、日下さんは冗談っぽく私の頭をポンポンと撫でる。
「まぁでも。すんなりと辞めさせてくれなかったよ」
「……え?」
「サンシャインの系列にパティシエを育成する製菓専門学校があるんだけど、俺、来週からそこの理事長だって」
「り、理事長?!」
「次は学校経営をしろってことらしい」
母体であるサンシャインの副社長からすれば、グループ末端の専門学校への異動はかなりの格差があるらしいけれど。
私にはよくわからない。
専門学校の理事長だって、十分すごいと思うから。
「いえ。そうじゃありません。ただ、大丈夫なのかなって心配になっただけです!」
私は別に、日下さんがサンシャインの副社長だから惹かれたわけではない。
御曹司だとか金持ちそうだとか、たしかに萌奈ちゃんと話していたことはあったけれど、それは関係ない。
そこだけは誤解しないでもらいたい。
「はは。君ならそう言うと思った。怒るなよ」
私の心配やモヤモヤをよそに、日下さんは冗談っぽく私の頭をポンポンと撫でる。
「まぁでも。すんなりと辞めさせてくれなかったよ」
「……え?」
「サンシャインの系列にパティシエを育成する製菓専門学校があるんだけど、俺、来週からそこの理事長だって」
「り、理事長?!」
「次は学校経営をしろってことらしい」
母体であるサンシャインの副社長からすれば、グループ末端の専門学校への異動はかなりの格差があるらしいけれど。
私にはよくわからない。
専門学校の理事長だって、十分すごいと思うから。