遠回りして気付いた想い
何処でやるって言ってたっけ?
俺は、思い出そうとしたが、場所は聞いてない気がする。
雅斗なら、知ってるだろうか?
俺はそう思い、雅斗に電話した。
『はい…』
直ぐに雅斗は出た。
「お楽しみの所、悪いな。亜耶の事で聞きたいんだが…」
俺がそう口にした途端。
『亜耶なら、居ないぞ』
と返ってきた。
返事早いな。
って言うか、今日はイブだろ?アイツと居るんじゃないのか?
「それは、知ってる。亜耶と鉢合わせたから…。何処で、パーティーをしてるか、知ってるか?」
俺は、焦りながら言葉を発する。
そうなのだ、時間が押し迫っているんだ。
雅斗もそれに気付いたのか。
『ちょっと、待ってろよ』
って、慌て出す。
電話の向こうで、ドタバタと音をさせながら、移動してるのがわかる。
『母さん。今日、亜耶、何処でパーティーするって言ってた?』
そんな声が聞こえてくる。
やっぱり、家に居たのか。
暫くして。
『遥、わかったぞ。三丁目に或、相馬家だ』
雅斗が、慌てて言ってきた。
三丁目の相馬ね。
「ありがと、雅斗」
俺は、素直にお礼を言う。
『礼には、およばん。早く亜耶を迎えに行ってくれ』
雅斗も心配なんだろう。
なんだかんだ言っても、シスコンだからな。
「あぁ、わかってる」
俺は通話を切ると、三丁目まで走った。
俺は、思い出そうとしたが、場所は聞いてない気がする。
雅斗なら、知ってるだろうか?
俺はそう思い、雅斗に電話した。
『はい…』
直ぐに雅斗は出た。
「お楽しみの所、悪いな。亜耶の事で聞きたいんだが…」
俺がそう口にした途端。
『亜耶なら、居ないぞ』
と返ってきた。
返事早いな。
って言うか、今日はイブだろ?アイツと居るんじゃないのか?
「それは、知ってる。亜耶と鉢合わせたから…。何処で、パーティーをしてるか、知ってるか?」
俺は、焦りながら言葉を発する。
そうなのだ、時間が押し迫っているんだ。
雅斗もそれに気付いたのか。
『ちょっと、待ってろよ』
って、慌て出す。
電話の向こうで、ドタバタと音をさせながら、移動してるのがわかる。
『母さん。今日、亜耶、何処でパーティーするって言ってた?』
そんな声が聞こえてくる。
やっぱり、家に居たのか。
暫くして。
『遥、わかったぞ。三丁目に或、相馬家だ』
雅斗が、慌てて言ってきた。
三丁目の相馬ね。
「ありがと、雅斗」
俺は、素直にお礼を言う。
『礼には、およばん。早く亜耶を迎えに行ってくれ』
雅斗も心配なんだろう。
なんだかんだ言っても、シスコンだからな。
「あぁ、わかってる」
俺は通話を切ると、三丁目まで走った。