遠回りして気付いた想い
プレゼント・・・遥side
「まぁ、遥さん。重かったんじゃありません」

亜耶の母親が、音に気付いて玄関まで出てきた。

「いいえ。これぐらい大丈夫ですよ」

俺は、亜耶の靴を脱がし家に上がる。

「このまま、亜耶の部屋に連れていきますね」

俺は、ゆっくりと階段を登り、亜耶の部屋に入ると、ベッドの上に亜耶を寝かせた。

荷物は、机の上に置いた。

その中に、プレゼントが三つあった。

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