クールなCEOと社内政略結婚!?
「おふくろ、これがあさ美。俺の嫁」
簡潔すぎるほどの紹介をされて、私のほうをチラリと見た。私はおもいっきり頭をさげて自己紹介をする。
「宗次、じゃなかった。浮田あさ美です」
緊張して自分の名前を間違えるという痛恨のミスを犯してしまった。仕方ない、今まで彼氏の母親と対面したことなんてないんだから、どうやっていいのかわからない。それに今回はすでに義母である。慌てないはずなどない。
「結婚したって言うから、どんな子なのか会いに来てみたら……」
不躾なほどまっすぐに視線が向けられる。せっかく顔を上げたが、その視線に耐えかねて俯いてしまう。
もしかして「うちの息子にこんな子、似合わないわ」とか「どうせ金目当てでしょう?」とか昼ドラみたいなことを言われてしまうのだろうか。
何を言われても耐えようと、体に力を入れたとき、予想に反して喜々とした声がリビングに響き渡った。
「やだー! かわいい子じゃないの。ちょっとこっちにきてお顔をよく見せてちょうだい」
自分の隣をポンポンとたたいて座るように言われた。
予想外の反応に驚いてしまい、とりあえず孝文に助けを求めたが、彼は顎でお母様の隣に座るように言う。どうやら、間に入ってくれるつもりはないようだ。
簡潔すぎるほどの紹介をされて、私のほうをチラリと見た。私はおもいっきり頭をさげて自己紹介をする。
「宗次、じゃなかった。浮田あさ美です」
緊張して自分の名前を間違えるという痛恨のミスを犯してしまった。仕方ない、今まで彼氏の母親と対面したことなんてないんだから、どうやっていいのかわからない。それに今回はすでに義母である。慌てないはずなどない。
「結婚したって言うから、どんな子なのか会いに来てみたら……」
不躾なほどまっすぐに視線が向けられる。せっかく顔を上げたが、その視線に耐えかねて俯いてしまう。
もしかして「うちの息子にこんな子、似合わないわ」とか「どうせ金目当てでしょう?」とか昼ドラみたいなことを言われてしまうのだろうか。
何を言われても耐えようと、体に力を入れたとき、予想に反して喜々とした声がリビングに響き渡った。
「やだー! かわいい子じゃないの。ちょっとこっちにきてお顔をよく見せてちょうだい」
自分の隣をポンポンとたたいて座るように言われた。
予想外の反応に驚いてしまい、とりあえず孝文に助けを求めたが、彼は顎でお母様の隣に座るように言う。どうやら、間に入ってくれるつもりはないようだ。