クールなCEOと社内政略結婚!?
「お前、それ全部“好き”って聞こえるぞ」
彼の大きな手が伸びてきて、私の頬にふれた。親指でゆっくりと私の頬に流れる涙を拭ってくれる。
「……っ、そんなこと言ってない! キライだって――」
「分かったから、もうこれ以上泣くな」
気がつけば私は孝文の胸に抱かれていた。強い腕が私を抱きしめる。しゃくりあげる私を落ち着かせるように、ゆっくりと頭をなでながら呟く。
「俺は好きだよ。あさ美」
一瞬息をするのも忘れた。顔をあげて孝文を見ると私をみつめる真剣な瞳があった。その視線がよりいっそう私の胸を苦しくする。
「今、何って?」
自分の耳を疑ってもう一度聞き直した。
「なんだよ、聞いてなかったのか? 俺は好きだって言ったの。お前のこと」
「なんで……私はキライだって言って――んっ」
私の言葉を遮るように、キスをされた。その効果はてきめんで私はそれ以上言葉を続けられない。
孝文が私を好きだと言った。その言葉の意味をゆっくりと実感すると、さっきまで胸に霧のようにうずまいていた負の感情が晴れて、ドキドキと甘い感覚が私を支配した。
唇のふれあう距離で彼が言う。
「俺のこと嫌いなんて、二度と言わせないからな」
私の返事などまたずに、また彼の熱い唇が私の唇に重なった。
彼の大きな手が伸びてきて、私の頬にふれた。親指でゆっくりと私の頬に流れる涙を拭ってくれる。
「……っ、そんなこと言ってない! キライだって――」
「分かったから、もうこれ以上泣くな」
気がつけば私は孝文の胸に抱かれていた。強い腕が私を抱きしめる。しゃくりあげる私を落ち着かせるように、ゆっくりと頭をなでながら呟く。
「俺は好きだよ。あさ美」
一瞬息をするのも忘れた。顔をあげて孝文を見ると私をみつめる真剣な瞳があった。その視線がよりいっそう私の胸を苦しくする。
「今、何って?」
自分の耳を疑ってもう一度聞き直した。
「なんだよ、聞いてなかったのか? 俺は好きだって言ったの。お前のこと」
「なんで……私はキライだって言って――んっ」
私の言葉を遮るように、キスをされた。その効果はてきめんで私はそれ以上言葉を続けられない。
孝文が私を好きだと言った。その言葉の意味をゆっくりと実感すると、さっきまで胸に霧のようにうずまいていた負の感情が晴れて、ドキドキと甘い感覚が私を支配した。
唇のふれあう距離で彼が言う。
「俺のこと嫌いなんて、二度と言わせないからな」
私の返事などまたずに、また彼の熱い唇が私の唇に重なった。