空から雨が降る日。【完】



「じゃあ自己紹介しよう!俺は――――」

乾杯をし、全員の自己紹介が始まった。


別に誰を狙おうとか考えていない私はメニューを見ながら、自己紹介を聞く。

名前なんて正直、頭に入っては来ない。


「ほら、雫の番」

からあげ、おいしそうだなぁと考えていると隣の優子に声をかけられはっとしメニューを閉じた。


「あ、…星埜雫です。よろしくお願いします」

それだけいって改めてお辞儀をする。

ぱちぱちと拍手が送られる。


「…?」

辺りを見渡したその瞬間、目の前にいた人とばっちりと目が合った。

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