空から雨が降る日。【完】



どんなに泣いても許されることじゃない。

どんなに謝っても許されることじゃない。

どんなに後悔しても…もう遅い。


そんなことわかってる。

雨は私を苦しくさせる。

だけど今は、それ以上にこの人の言葉が私を苦しくさせていた。

そして目が合った瞬間

「っ」

彼は私を掴んでいた手を離した。


私はなにも言えず、ただ背中を向けて歩き出した。

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