Our Memories
そこには1人の男の人。
「俺、1組の久保。知らないよね?俺、莉音ちゃんと前から話してみたかったんだーってか好きなんだよね。」
久保くんと名乗る人は照れくさそうに下を向いた。
確かに知らない。本当に初対面。でも前から話してみたかったなんて言われたの初めてで、悪い気はしない。
ん?ちょっと待てよ?好き?!好きって言ったよね?!初対面なのに?!
「今付き合ってる人いるの?」
「.....いないよ」
「じゃあ俺と付き合ってよ。」
話がいきなり過ぎて頭が回らない。