家族の絆
11月10日(日)には、ユキは朝早くからお弁当を持って、榎が丘にやって来た。ただ、この日、絵梨は模擬試験があるとかで、純一の試合が見られないのを残念がっていた。というより、ユキと一緒にいられないのをしきりに悔やんでいた。絵美は絵梨を模擬試験の会場に送って行き、その後でできれば合流するということだった。祐一と純一とユキの3人でサッカー競技場に向かった。
競技場へ向かっている間、純一は今日のサッカーの試合では絶対にハットトリックを決めるのだと、いっていた。確か、ポジションの話の時、ミッドフィルダーだといっていたので、少し不思議に思って、良く聞いてみるとアシストによる三得点のようだった。やはり、まだフォワードにはなっていないようだった。それに対して、ユキは、お料理を例にして応えていた。例えばお肉料理にしても、お肉だけではダメで、野菜や調味料があって、それらを含めた全体的なバランスで成り立っているというような話をしていた。
2人の会話を聞きながら、いろんな想いが祐一の胸をよぎった。ユキを本当の妹として、これからは見守っていこうと心に誓った。それに30歳だし、結婚のことも考えてやらねばならないな。やはり、中島さんはどうだろうかな?なんて取り留めないことに思い巡らせた。
この半年あまりの間にいろんな事が起こったが、これからだって何が起こるかわかりはしないと、祐一自身も前向きの気持ちで考えていかねばならない。一つの人生を盛り付けるのにもやはり全体的なバランスが必要なんだろう。
サッカーの試合が始まった。純一の一所懸命走る姿を遠くに見ながら晴れ晴れとした気持ちだった。
競技場へ向かっている間、純一は今日のサッカーの試合では絶対にハットトリックを決めるのだと、いっていた。確か、ポジションの話の時、ミッドフィルダーだといっていたので、少し不思議に思って、良く聞いてみるとアシストによる三得点のようだった。やはり、まだフォワードにはなっていないようだった。それに対して、ユキは、お料理を例にして応えていた。例えばお肉料理にしても、お肉だけではダメで、野菜や調味料があって、それらを含めた全体的なバランスで成り立っているというような話をしていた。
2人の会話を聞きながら、いろんな想いが祐一の胸をよぎった。ユキを本当の妹として、これからは見守っていこうと心に誓った。それに30歳だし、結婚のことも考えてやらねばならないな。やはり、中島さんはどうだろうかな?なんて取り留めないことに思い巡らせた。
この半年あまりの間にいろんな事が起こったが、これからだって何が起こるかわかりはしないと、祐一自身も前向きの気持ちで考えていかねばならない。一つの人生を盛り付けるのにもやはり全体的なバランスが必要なんだろう。
サッカーの試合が始まった。純一の一所懸命走る姿を遠くに見ながら晴れ晴れとした気持ちだった。