春、さくら、君を想うナミダ。[完]




廊下を曲がって、階段を下りる。



ふたりの姿を見失ってしまった。



どこに行ったんだろう。



胸が張り裂けそうなくらい苦しい。



石黒さんが、ハルくんの腕を掴んでいたのも嫌だった。



ハルくんに触れて欲しくない。



あたし以外の女の子に、触れて欲しくない。



どこ……?



どこに行ったの……?
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