☆作詞☆
オリジナル作詞

何もない暗闇 僕はひとり歩いていた
どこへ?なんの?何を目指しているのかもわからない
周りの音を閉ざすようにして耳に流れる旋律は
もう聴き慣れてしまった

空に光るどこかで見覚えのある稲妻は
僕の頭上空高く輝いていた

それは羨ましすぎるほどに
手の届かない距離で
アンブレラのパレード
始まりのメロディもうそこで

僕はその幸せにすら怖気づいて手を伸ばせずにいた。

一緒に歩こう 見覚えのない声。
僕だって不安だよ それは本当なの?

ゆっくり行けばいいさ キミのその声に
どうしたの?なにかあった?その差し出してくれた手に
キミの暖かさと優しさにどれほど助けられただろう

キミと一緒ならこの先どこまでも歩いて行ける気がした
たとえ僕らの道標になる光が1mmのわずかな光でも
いま確かにこの足でその道を歩いて行ける。

いつかの今日みたいな日、僕はキミをなくしかけた
どこかで覚えたことのあるさようならに
感じたことのある孤独に僕は震えていた。

いつもそれはわかっていたけれど
「幸せ」が当たり前になっていた
キミのその差し出す手の嬉しさを忘れていた

再び差し出してくれたキミの右手を
僕はしっかり握ってもう1度立ち上がった
遠い向こうに目指す北斗七星を目指して
僕は決意をしたキミの手を離さない
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