愛し、愛されたのは優しい死神でした。

『……両親のお取り寄せの品々で―。…定期的に自宅に配達されるように手配してるんです』

「…なるほど…これでいつも料理なさってるんですね?」

『はいっ,私は簡単な物しか作れないですけど…野菜は一杯食べた方が体に良いと思って…野菜ばかり食べてます…』

「―偉いですね♪」

頭に軽い衝撃が走った。衝撃っていっても痛くない心地良い衝撃―。

『…っ…?』

ほんの一瞬だったからあんまり解らなかったと言えば、解らなかったけど―

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