愛し、愛されたのは優しい死神でした。

「えっ?!あ~っ…本当だ!!まだ居たいけど…!また来るね!?じゃ律さん!!また!!」

お姉様が嵐のように慌ただしく部屋を出ていった後、律さんと二人きりになった。
互いに何も会話をする事無く、静かな時が流れた。

律さんはベッドに腰掛け優しい眼差しでお腹をさすってくれてる―。

「―やっと夫婦水入らずになりましたね?」

夫婦…?じゃあこの子の父親はもしかしてっ―!

『…律さんが…パパ…?』

当たり前の様に堂々としている彼の態度に、今起きている事態に私は律さんを見詰める事しか出来なくて…。
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