愛し、愛されたのは優しい死神でした。
パッとしない…こんな生活…毎日毎日、ただ同じ事を繰り返して、同じ景色だけを見て…。
季節によってはテレビ番組で海や山や風物詩の特集をやってるけど、どんな事も憧れる。
体が何ともなかったら…友達や、出来たら恋人とも一緒に楽しめるのに…。
もし、元気になったら一番最初に外で思いきり走り回ってみたい。
…でも…ちゃんと良くなるのかな?治る日は来るのかな…?
椅子の背もたれに寄りかかり背伸びをした時だった―。