愛し、愛されたのは優しい死神でした。

『…とてもいきなりな事だったので、驚きましたけど…。でもティナを目の前にして事実を聞いていたら何をしでかしていたか分からなかったと思います…』

「……そうか」

背中を向けていた律さんはこちらに振り返ると、切なそうに顔を歪めていた。

『…お姉様は私のたった一人の味方だったから存在も大きかったし、一番会いたい人だったから正直ショックは大きい』

「うん…」

『でも―。黙って居てくれたのは律さん達とお姉様の優しさだと思うから…逆に感謝してます…』
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