地味男の豹変〜隠された甘いマスク〜



山梨さんは部長にミスしている事を聞かされたが、いつもの感じで『えー、間違えてしまったんですね。すみませーん』とそう言った事に部長が怒ったんだけど、私が入社して初めてあんなに怒ってる部長を見た。


山梨さんは驚いたのか泣いていたが、部長はお構いなしだけどね。


ミスは私もした事はあるけど、反省してない物言いをされたら誰だって怒ると思うし、仕事に対してちゃんとしてほしいから部長はあんなに怒ったんだと思う。


パートナーである山岡主任は出張中だし、庇ってもらえないから山梨さんもダメージを受けている。


するとその様子を見て、隣に座っている陽が私に話しかけてきた。


「アイツ、仕事舐めてるよな?部長に対してあの言い方はないだろ。これで少しは真面目に仕事もしてくれるようになればいいけどな」


「そうだね、まぁ山梨さんもあれたけ部長に怒られたんだし、仕事に対してもちゃんとするようになるんじゃない?」


「うーん、アイツは自分が一番って感じだし、仕事も嫌になったらすぐに辞めそうなタイプだと俺は思う」


「あー、確かにそうかもね。昨日の帰りに駐車場で山梨さんから言われたんだよね。陽に私は"ブス"じゃないって言っておいてと言われたもんね。初めてブスって言われたみたいでショックだったみたいよ?私はてっきり山岡主任との関係を否定してくるのかと思ったけど、その事より陽に言われた言葉が山梨さんに衝撃を与えたみたい」


そう言うと陽は、肩を揺らして声を出さないように笑っていた。


「アイツどれだけ自信家なんだよ?笑いしかでないな。さぁて俺は営業に行きますか」


そう言った陽は準備をして、営業に出て行った。


それから私も仕事に集中して、一日の仕事を終えた。


会社を出て家に帰ると先にお風呂に入った。




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