三次元のキミに恋をして。
このクラスなんか、変じゃないかな?
学年の人気者が2人もいるなんて。
そんな事を、思いながら彼女を見る。
「えっと...1年間よろしくお願いします」
優しく微笑んだ花園さんに何人かの男の子は胸をうたれたみたい。
それも、そうだよね。
あんな可愛い子に微笑まれたら、女の子の私だってドキッてしちゃうよ。

「じゃあ、この調子でどんどん決めてくぞー」

担任の吉永先生の声で目が覚めた。
ちなみに、吉永薫先生はこんな喋り方だけど女の先生。
保体の教科を担当してて、カッコイイ先生。

「次ー、美化!いないか?」

おっと、これはチャンス??
美化も結構人気ないんだよね。草むしりしたりとか言う仕事が多いからね...
思いきってやってみる?
でも...手あげれない...あげるしかないよね...。

「せ、先生。わ、わわわ私、ヤリマス。」
< 13 / 24 >

この作品をシェア

pagetop