また、部屋に誰かがいた
しかし、その日に小島が向かった駅前のショッピングセンターをテロリストたちが人質をとって立てこもるという事件が起こってしまった。
「地球上の悪は俺が倒す!」
小島は単身でテロリストたちの元に行き、戦闘用にサイボーグに変身する。
…予定だった。
「ええっと…右足を上げて、2回両腕を上げて…それから首を左右に3回振って…」
メモを見ながら、変身ポーズをとろうとする小島にテロリストたちは
「な…何やってんだ?」
「もう、ちょっと待ってて!」
そう言って怪しい動きをする小島を見て、テロリストたちも困惑していた。
「よーし!これでいいな!最後は両手を広げて、へ~んし~ん!」
しかし、何も変わらない。
「おかしいな…振りを間違えたかな…」
再び最初から変身ポーズをやり直そうとする小島にテロリストたちは
「帰れ!」
悔しい思いを胸に小島はショッピングセンターを出た。
そして帰宅しようとした彼は途中にある映画館の前に貼られてあったポスターを見て閃いた。
「そうだ!これなら…」
それは、そのとき上映していた「魔女ものヒロイン」のアニメのポスターだった。帰宅した彼は、昨日同様に夜の訪問者に宛てて手紙を書いた。
「ポーズは難しいし、時間がかかるので魔法の呪文みたいなもので変身できるようにしてください」
そして、翌朝、布団から起き上がった小島は昨夜も誰かが彼の部屋に来ていた痕跡を感じ、その改造手術が施されたことを知らせる置き手紙も見た。
「リクエストどおり、呪文で変身できるようにしました。呪文は…」
早速、小島は昨日の雪辱を果たすべく、いまだショッピングセンターで立てこもりを続けているテロリストたちの元に向かった。
「また、お前か!」
そう言うテロリストの前に立ち、小島はメモを見ながら変身用呪文を唱える。
「ラブラブ、リンリン、ポポロンロン…キュートなハートできゅんきゅんきゅ~ん!」
その呪文によって、小島は見事に「サイボーグ・コジマ」に変身した。
しかし、テロリストたちは
「はぁ??」
「地球上の悪は俺が倒す!」
小島は単身でテロリストたちの元に行き、戦闘用にサイボーグに変身する。
…予定だった。
「ええっと…右足を上げて、2回両腕を上げて…それから首を左右に3回振って…」
メモを見ながら、変身ポーズをとろうとする小島にテロリストたちは
「な…何やってんだ?」
「もう、ちょっと待ってて!」
そう言って怪しい動きをする小島を見て、テロリストたちも困惑していた。
「よーし!これでいいな!最後は両手を広げて、へ~んし~ん!」
しかし、何も変わらない。
「おかしいな…振りを間違えたかな…」
再び最初から変身ポーズをやり直そうとする小島にテロリストたちは
「帰れ!」
悔しい思いを胸に小島はショッピングセンターを出た。
そして帰宅しようとした彼は途中にある映画館の前に貼られてあったポスターを見て閃いた。
「そうだ!これなら…」
それは、そのとき上映していた「魔女ものヒロイン」のアニメのポスターだった。帰宅した彼は、昨日同様に夜の訪問者に宛てて手紙を書いた。
「ポーズは難しいし、時間がかかるので魔法の呪文みたいなもので変身できるようにしてください」
そして、翌朝、布団から起き上がった小島は昨夜も誰かが彼の部屋に来ていた痕跡を感じ、その改造手術が施されたことを知らせる置き手紙も見た。
「リクエストどおり、呪文で変身できるようにしました。呪文は…」
早速、小島は昨日の雪辱を果たすべく、いまだショッピングセンターで立てこもりを続けているテロリストたちの元に向かった。
「また、お前か!」
そう言うテロリストの前に立ち、小島はメモを見ながら変身用呪文を唱える。
「ラブラブ、リンリン、ポポロンロン…キュートなハートできゅんきゅんきゅ~ん!」
その呪文によって、小島は見事に「サイボーグ・コジマ」に変身した。
しかし、テロリストたちは
「はぁ??」