ノラネコだって、夢くらいみる
 その後いちると私のTwitter炎上騒ぎは、いつの間にやらまとめ記事ができているほど話題になった。

 当初心配していた周囲へのダメージの件については、心配無用といった感じ。好感度は落ちるどころか、右肩上がりだったから。

 いちると私は『いちりん』なんて呼ばれるようになった。いちる×RINの略称。

 私のTwitterには、同年代の子、特にいじめられた経験のある子たちから「負けないで」と温かいコメントが寄せられていたり、こんな事態になってもめげてないところを「強いところ、憧れます」「見守ってます!」とありがたくも賞賛・応援のコメントをもらえた。

 未だに「二股」「ビッチ」「子供何人堕ろしたの?w」とアンチからのヤジはとぶが、そんな時は、反論してくれるファンもついてくれていた。

 モモ、残念だったね。私を陥れるどころか、あんたは私の救世主になったんだ。

 学校は、逢阪のすすめですぐに転校した。転校先の校長と逢阪が知り合いらしく、芸能活動を中心にしていく私を、特例で卒業まで面倒みてくれるというのだ。

 つまり私は、その中学校を仕事やレッスン等の都合で休んだとしても卒業できる、ということを約束してもらえた。
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