アナタの過ち



『ぃた…』

勢いの良すぎるキスに手をついた。

でもそんなのお構い無しに、明人はさらにキスをし、胸を揉んでくる。

下着を脱がされ、私の下半身は丸出し。

嫌でも体は反応してしまい濡れていく。

でもここは海。

風が吹いてる為すぐ乾く。

何度も何度も、何度も舐められた。

『…』

寒いし、痛いし、何か言ってるけど耳に入って来ない。

早く…早く終わって。

そして、薄暗い寒空の下、私は犯された。

男の力に敵わないのは知ってる。

とっくに知ってるよ。


なのに受け入れたのは、自分でしょ?


泣くな。




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