アナタの過ち
「答えろ」
『…』
どうなるの?殴られるの?
やだ、あんな痛い思いしたくない。
「おい。なにやってんだって言ってんだろ!!」
びっくりしずぎて肩が揺れた。
『…コンビニに…行こうと思って…』
こんなバレる嘘をついた事を、言った瞬間に後悔した。
逆効果だよ…バカか私は。
「…」
『…』
沈黙で耳が痛い。
「…」
『…』
「…来い!!」
『…っ!いたい!』
無理矢理腕を掴まれ、私は階段まで逆戻り。
「…」
『離して!!』
大きな足音を立てて勢いよく階段を登っていく亮。
ついていくだけで必死。
足元をしっかり見ていないと転びそう。
掴まれてる腕も痛すぎて、肩がはずれるんじゃないかと不安になった。
そんな事、これから起きる事に比べたらどうって事無いのに。
知らなかったから、そんな事しか感じなかった。