魔法×秘密
__ピロピロリーン♪
奇妙な音楽が流れだしたと思ったらバスが停止した。
徐々に薄れていく霧の中から現れたのは大きな建物
これが…学校?
「着いたぞー。」
前に座っていた理子先生は立ち上がるとドアを開けた。
後ろがガヤガヤと途端に騒がしくなってひとり、ふたりと私たちの横を通り過ぎバスを降りていく。
もちろん私には全く知らない顔ばかりで…
「よっ!彩月!」
「瀬奈、3日ぶり!」
彩月はほぼみんなと挨拶を交わしているから友達多いみたいだし…
私やっていけるかなぁ
ダメだ、前向きに考えなきゃ!頑張れ!愛莉!