激恋&純恋~二つのからだ~
高校を卒業して、私は近所にファッション関係の会社を建てた。
女性も男性も気軽に立ち寄ってもらえて、いろんな話をするきっかけとなる場所を目指して。
果林は、私の会社で秘書として働いてくれてる。会社環境を誰よりも気にしてくれてるのは、果林だと思う。
京弥くんは、私たちが通っていた高校で、先生兼バレー部の顧問。バレー部は優勝して、全国大会に出場するも、3位決定戦で敗れて、全国4位という結果だった。
そして、真祐は…アメリカで有名なインターネット関係の仕事に就いた。スマホとか、パソコンとか、あたしはよく使うから、助かってる。いろんなことを教えてくれるから…ね。
「優社長ー!!」
「な、どうしたの。社長だなんて日ごろ呼ばないのに。」
「結婚式、どうするかって話なんだけど…。」
「あぁ、来週でしょ?今日はやめに終わって、ドレス選びに行こっか。」
「うん!」
大人になった今。私はつくづく思います。
あの時、無理やり脱がされかけた時のことがなかったら、今の結果じゃなかったかもしれないなと。
バレーの試合に行ってなかったら、恋をかなえちゃおう計画がなかったら?
今の私たちには、強いきずなと、愛と、友情と。
あ、日向はね、隣のクラスだった美歩ちゃん?と結婚しましたよ!
日向が結婚する一か月前に告白されました。最後だって言って。
あの事がなかったら、今はないのかもしれない。
もっと、幸せになってみせるよ。
日向、京弥くん、果林。
「行くよー!!優!」
「あ、うん!」
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