オオカミ御曹司に捕獲されました
「杉本君、コーヒーカップは私に任せて」
右手を怪我している杉本君の分も私が頑張らなくては。
変なスイッチが入った私は、回すと自分のカップもそれだけ回るという事も忘れ、一心不乱にハンドルを回し続ける。
「梨花、回し過ぎじゃない?」
杉本君の気づかわしげな声もスルーして必死に回した結果、目がくらくらして胸が気持ち悪くなった。
ブザーが鳴り、カップから降りようとするも身体がふらついて杉本君に支えられる。
あ~、気持ち悪い。
私ってかなりカッコ悪い。
何でこうなるの?
「顔青白いけど大丈夫?」
杉本君が私を近くのベンチに座らせる。
「……多分」
『大丈夫』と言える元気はない。
右手を怪我している杉本君の分も私が頑張らなくては。
変なスイッチが入った私は、回すと自分のカップもそれだけ回るという事も忘れ、一心不乱にハンドルを回し続ける。
「梨花、回し過ぎじゃない?」
杉本君の気づかわしげな声もスルーして必死に回した結果、目がくらくらして胸が気持ち悪くなった。
ブザーが鳴り、カップから降りようとするも身体がふらついて杉本君に支えられる。
あ~、気持ち悪い。
私ってかなりカッコ悪い。
何でこうなるの?
「顔青白いけど大丈夫?」
杉本君が私を近くのベンチに座らせる。
「……多分」
『大丈夫』と言える元気はない。