オオカミ御曹司に捕獲されました
「じゃあ、今度はこっち」

ニコッとしながら、杉本君はカップを私に手渡す。

「それ柚子のシャーベット。気分がスッキリするかと思ってね」

さすが女の子の扱いに慣れてる杉本君。

気が利く。

「ありがとう」

素直に受け取ってシャーベットを口に運ぶ。

冷たいシャーベットが口の中でスーッと溶け込んで美味しい。

アイスほど重くなく、後味もスッキリ。

柚子の程よい甘酸っぱさがいい。

「これ美味しい!」

思わず笑顔になる。

さっきまで気持ち悪かったはずなのに、このシャーベットを食べると気分爽快。
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