オオカミ御曹司に捕獲されました
不敵な笑みを浮かべながら先手を打つと、五十嵐さんの手を強引に引いて店に入る。

綺麗なキャンドルの灯りが店内を灯す。

店員に窓際の席に案内されるが、五十嵐さんはどこか落ち着かない様子。

「五十嵐さんは飲み物は何がいい?」

「え?わ……私は水で」

目の前の水の入ったグラスを両手で持って、五十嵐さんはごくごくっと一気に飲み干す。

「喉渇いてたんだ。でも、水だけじゃあムードないかな?ミモザとかどう?」

緊張している五十嵐さんにお酒を勧める。

少しお酒でも飲めば彼女もリラックスするだろう。

「ミモザ?」

俺の言葉に五十嵐さんが首を傾げる。
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